真剣にほれ込んでしまった嫁さんと通販で購入した赤味噌のお話し

私が赤味噌に出会ったのは私の妻との出会いでした。私は静岡県で妻は愛知県に住んでいましたが、ふとした共通の趣味で知り合って、お互いお付き合いする様になりました。

私が大学や最初の就職先が関東だったので、関東には慣れていましたが、双方の県を行き来している内に隣県にもかかわらず、西側は不慣れだったことに気づき、愛知と静岡で言葉や食文化が全然違うことに驚かされました。

その中でも特に驚いたのは赤味噌でした。私自身、豆味噌の様な発酵食品が健康維持にもつながる魅力的なお勧め食品であると言う一般的な常識は知っていました。私の実家では味噌は白味噌が普通なのに対して、さすが愛知県は赤味噌が普通に提供されて来ました。赤味噌は、最初独特の料亭の様な風味や辛くて味が濃く感じて違和感がありましたが、段々飲み慣れると逆に白味噌では物足りなくなるのも分かりました。そうです!私は完全に妻と一緒に赤味噌にもハマってしまったのです。

さらにビックリしたのが、もう亡くなってしまいましたが、妻の実家のおばあちゃんが大豆を使って豆麹(まめこうじ)から自作した赤味噌も飲んだりして、愛知県民の味噌へのこだわりには驚きの連続でした。昔は私の実家でも幼い頃に祖母が味噌を作っていましたが、全く味が違いました。味の濃さや独特の風味など、味噌へのこだわり感は明らかに愛知県人の方が上だと思いました。

その後も妻の実家は車で2時間程度なので、何度も通っては赤味噌を飲んで元気をもらいました。赤味噌は本当に癖になります。今では何故、赤味噌が全国標準ではないのか、疑問にさえ思っています。案外、愛知は職人気質で閉鎖的なところがあるから、良いものは自分達だけで楽しめばよく、あまり広める気はなかったのかもしれません。いずれにせよあの赤味噌の味の濃さと高級感のある風味は1度飲んだら止められず、もっと世の中に広まれば良いのにと常々思っています。